野生動物を撮影するということ

野生動物に対して

餌を与えない

ことがルールでありマナーです。

 

自然界を壊さないためです。

 

野生動物を撮影する方や

有名な写真家の皆さんには

当たり前の常識だと思うのですが

やはりある程度、ご理解していない方が

いることが悲しく思います。

 

野生動物を撮影する方はもっとこのルールについて

啓蒙して頂きたいなと思います。

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オオワシ ~野生動物をとるということ~

撮影させてくれた被写体の動物には

「ありがとう」の感謝を。

 

 

 

なのに

 

神楽岡公園

外での焼き肉が良く行われる場所です。

 

人が食べたご飯の残りを食べていたと思います。

狐にとっては食べ物に困らない場所です。

そりゃ、公園に住み着きますよ。

営巣しますよ。

そして、知ってか知らずか

狐が近づくと餌をあげる人もいたようです。

 

これは「野生のルール」に反します。

 

神楽岡公園の狐のことで問題になっているのは

寄生虫についてです。

以下のリンクを読んで頂ければと思いますが・・。

 

www.iph.pref.hokkaido.jp

 

なのに、

「子育てが終わるまで待てなかったか」とか

(大人になって戻ってきて繁殖する)

 

「そこら中にいて何も問題起きてないじゃないか」とか

(餌を求めているんだろうし、ワザワザ触りにも行きませんよね?)

 

「他の街にに移ればそれでいいのか!」とか

(じゃ、神楽岡公園で遊ぶ子どもたちの危険は考えないの?)

 

「追い出すなんて酷い」とか

(公園に巣を作ってしまったのだから仕方ないと思う)

 

「殺処分したのか!」とか

※殺処分はされていません。

※営巣した巣に戻らないように木酢液を含んだ布を巣に置いただけです。

 

こういうことを語る方は

エキノコックスを軽く見ているんじゃないかと思わずにはいられません。

 

エキノコックス駆除薬(ベイト)を撒いて保有率が減少しても

100%防げないし、撒くのをやめたら元通りの保有率になります。

 

営巣した場所が

不特定多数の方が利用する

【公園】ということを鑑みても

今回の木酢液を使った処置は妥当だと思います。